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「Loudness war」(音圧戦争)って? [音圧]

音圧上げをテーマとした記事のパート3です。

さて、初めて「音圧」という言葉を覚えた私ですが、「Loudness war」(音圧戦争)と呼ばれる戦略(?)に見事にはまったユーザーになってしまいました。

詳細な背景は存じませんが、同じ環境(同じボリューム)で再生された楽曲の内、音量が大きい楽曲(つまり音圧の高い曲)の方が良い音と捉えられ、結果売り上げが高くなったというデータから音圧戦争が始まったらしいですね。

当時、音源をちゃんと聞き分ける能力がなかった私は、着メロ化する楽曲に音圧が高いデータが来るとなぜかテンションが上がっていました。そして、海苔と呼ばれる波形を見るのもなんだか楽しかったと記憶しています。

ただ、私は自分のオリジナル楽曲を作ることを全くしていませんでした。ですので、「音圧を上げる」という処理をすることとは全く無縁だったのですが、2つの出来事がきっかけで、音圧処理を意識することになります。

1つ目は、着うたサービスが開始され、私が務めていた会社も着うた制作の仕事を請け負い始めたことです。

着うたは当然のことながらオーディオデータです。会社によって違うと思うのですが、私が務めていた会社では制作において大きく2パターンありました。それは、原盤を供給してくださる発注者様が、原盤の改変を認めるか否かで分かれます。

着うた形式のデータに変換するという改変は当然認められるのですが、携帯のスピーカーでの鳴り方にあわせて原盤にEQなどの処理を施していいかどうかが、発注者様によって異なります。

7~8割方、改変不可でそのまま使用するのですが、中には、「市販のCDとかと同じようにしてください」とお願いされる発注者様もいらっしゃいました。

その場合には音圧処理等をするのですが、携帯のスピーカーなど口径が小さく、出る音域が限られていますので、リファレンスとして設定している何機種かで綺麗に鳴ればOKなのです。

よってCDのようにシビアな処理は求められませんが、ここで音圧を調整するという処理を初めて行いました。といっても、サードパーティー製のプラグインを別途購入せず、「Sound Forge」に内蔵されているプラグインのみで処理を行ったと記憶しています。

【一連の記事へのリンク】
パート1 - 頑なにMIDI
パート2 - 音圧との出会い?
☞ パート3 - 「Loudness war」(音圧戦争)って? ←本記事
パート4 - 無謀にもハードウェアから
パート5 - いよいよソフトウェア
パート6 - 海苔波形を目指す
パート7 - 結局はミックスなの?
パート8 - ミックスで変化したこと(リファレンスCDの活用)
パート9 - 視覚で音圧を測る?(ラウドネスメーター)
パート10 - 【スピーカーで確認】ヘッドホンとの違いは?

【Written by JUN】


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